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『逆転裁判』
 【監督:三池崇 日本】

どうせなら堤幸彦監督がよかったなぁ・・・と思いつつ、原作ファンとしてとりあえず行きました。
予告などで、ビジュアルは見ていたのですけど、やはり冒頭しばらくは笑いがこみ上げます。
山野星雄の再現が素晴らしい。

原作やったことがない人はストーリー訳分からないだろうなぁと思うので、よほど強い意志がない限りは薦めません。

原作ファン的には、あのシーンが三次元に!という喜び以外はあまりないですね。
あと私は、タクシューが出ていて嬉しかったです。
なるほど君と御剣はなかなかがんばって再現してました。
イトノコ刑事はもっとおっさんでいいと思います。
真宵ちゃんはなぜ、あんなに不自然なカツラに。そして綾里姉妹、アイライン濃すぎないでしょうか。

そんな違和感ばりばりなかっこうも、舞台だと思ってみればだんだん慣れます。
でも、千尋さんには谷間を、谷間を!
もう誰でもいいから、谷間を!!

1の内容を超ダイジェストな上に、主に4話がメインなので、肝心のなるほど君と御剣の対決シーンはあまりないです。

霊媒がやたらホラーに仕上がっていたのと、灰根の過去シーンもやたら怖かったです。

小中だけなんでゲームに忠実じゃなかったんでしょうか。なんでスネイプ先生だったんでしょうか。
ま、いいけど。

サユリさんの名演技が見所です。
そんなキレキレのアクションしなくてもいいのでは!?と思った、御剣父と灰根。小日向さんがそんな動きするわけないと思ってやたら面白かったです。

大画面でトノサマンとタイホくんが観れて良かったなぁ。
タイホくんに中の人などいない。
| 映画等 | 00:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
『ヘリオガバルス または戴冠せるアナーキスト』
 【アントナン・アルトー 訳:多田智満子 白水Uブックス】

ヘリオガバルスはローマの皇帝の一人だけれども、この小説を歴史小説と呼ぶのは難しい。
たいそう面白かったのだけれど、その面白さとか内容を説明するのも難しい。
小説の面白さはこういう小説を読んだときに一番感じるけど、こんなのばっかりだとそれはそれで頭がどうにかなるな。
| 海外小説 | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
『軍師の門 下』
 【火坂雅志 角川学芸出版】

上巻を読み終わってから間が空いてしまいましたが、なんだか割と飽きていて流し読みの下巻。
何が門だったのだろうな。

救出されてから、死ぬまでの下巻。
下巻の方が年数長いので、全体的に駆け足。
なんか、安っぽいんだよねぇ。
そういうことであまりこれといって感想がないですね。
| 黒田官兵衛(如水) | 00:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
『軍師の門 上』
 【火坂雅志 角川学芸出版】

秀吉の二人の軍師、半兵衛と官兵衛の出会いから、半兵衛の死までの上巻。
『天地人』の時よりはましだけれど、やっぱり周りの人間を下げて主人公を上げるという手法が見られる。
史実と違うとかそういうことよりそっちが気になる。

出会ってすぐに半兵衛に懐く官兵衛が多い中、思ってた人と違う!となって反感を持つ若官兵衛。
乙女かという。
終盤は結局仲良くなりますけど。
あんまり年が近い気がしない、半兵衛の方が5歳くらい年長に見える二兵衛です。
| 黒田官兵衛(如水) | 00:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
『花芽と狼』
 【須和雪里 蒼竜社】

須和雪里ってこんなのも書けたんですね、という驚き以外の何物でもない。
10年前くらいに読んだきりなのですが。

BLというカテゴリではない小説だと思う一方、BLとはこういうところも網羅するようになったのだなぁという感慨もあり。

平安時代の寺院を舞台にした愛と赦しの物語。
連作のような構成で、それぞれの罪やら葛藤が描かれてます。
一話一話が短いので、もうちょっとページを費やしてもいいんじゃないかなというエピソードもあったり。特に最後のウロと瑠璃若の話しは。
あと、慈徳の話しが悲しいなぁ。
| BL | 00:03 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
『忍び秘伝』
 【乾録郎 朝日新聞社】

『忍び外伝』の続編というわけではなく、今回は武田と諏訪の因果を絡めつつ、今回も一応伊賀忍者。
時代小説というか伝奇物なのは変わらず、外伝よりちょっと血なまぐさく、複雑になったかな。
武田軍師、山本勘助が外法を使う不気味な人物。川中島では死んでいないという設定で、最後まで読むと正体が。
相変わらず夢と現が入り混じって、今回は時間も関わりわかりにくいかも。

主人公の小梅の幼馴染、山茶花と桔梗の使い方がいまいちな印象。
今までの作品から比べると登場人物が増えて、使い切れてないかなぁと。

ラスト小梅の子が佐助ってところで、ちょっと感動。
| 時代・歴史小説 | 00:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
『黒田如水』
 【原田種眞 勉誠社】

序盤の方はじっくり書いているのだけれど、終盤になるにつれ一つ一つのエピソードがどんどんざっくり表記に。
文章もなんだか終盤は雑。
そして、途中から高山右近の方に比重が寄っていく。
丸々一章、如水いないけど!?みたいな部分もある。
歴史小説って脱線が多いのが常ですが。

本能寺で、秀吉に「御運が開かれましたな」と言った説を採用していないのが珍しいけれど、その後、似たようなエピソードを挿入してこれまたやっぱり秀吉の不審を買っている。
ただ、秀吉と如水が合わせ鏡のようであるという解釈は新しい。
もう一つ他と違ったのは、晩年、家康に毒殺されるというくだり。
若いといえば若い享年ですが、どうかなぁという気もします。

表紙がやたら怖いのでおうちには置いておきたくない気持ち。
| 黒田官兵衛(如水) | 00:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
『風渡る』
 【葉室麟 講談社】

先日読んだ『風の王国』はこれの外伝だったらしい。
あれを読んで疑問だった、ジョアンと官兵衛の関係とか、官兵衛が本能寺を画策したという経緯がこちらでわかりました。
よくよく読むと、官兵衛が画策したというか半兵衛に走らされたというか。
松永久秀や荒木村重の謀反、信長狙撃事件も半兵衛が裏で糸を引いていたという。
え、半兵衛最強説?
さほど出番はないのに、なんだかインパクトのある半兵衛です。息子助けるから信長殺してくれって、すごいな!あの友情物語的美談がこんなことに!

官兵衛の十代の頃から書かれていて、厚さのわりに珍しい。
とはいえ、伴天連のジョアンのことの方がより書かれている印象でした。
いや、そんな、ジョアンってよく知らんしその上出生の謎とか提出されても……というのが今回も正直な感想。

若い官兵衛が鮮やかにロザリオ巻き上げて海賊船にさっさと乗り込むシーンが好きです。
悪い子!

小説としてはなんだかあっちこっちに視点が飛びすぎてどの人物も掘り下げ切れてないような気がしました。
| 黒田官兵衛(如水) | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
『蛟竜 風雲児黒田如水伝』
 【横山光輝 講談社漫画文庫】

三国志は吉川英治の三国志を元にしてたけど、これも吉川先生のを元にしてるような気がしました。
官兵衛が織田につくつかないもめてる時代から、荒木村重が謀反起こす直前辺り(つまり監禁すらされていない)までという短い期間の話し。
ここだけ見るととんだイケメン有能軍師です。いや、有能なんだろうけど、官兵衛は。
ならタイトル、如水ってつけるなよ、と思わなくもない。
あとここの時代だけ切り取って「チャンスに会わず、志もとげられず、恵まれない英雄であった」と言われても全然説得力ないので、あらすじ説明間違ってると思う。
ま、もっと先の時代まで描くつもりだったのかもしれないですけど。
読みやすくていいんだけど、なんだか不完全燃焼な短さでした。
| 黒田官兵衛(如水) | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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