日々読んだ本(漫画、映画、例外的にテレビドラマ)の感想を、
ネタバレあり、粗筋なしで書いています。
批評批判は目的ではなく、個人的な感想文です。
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『あのひととここだけのおしゃべり』
【よしながふみ 太田出版】

よしながふみの漫画に関する対談集。鼎談もあるけど。
意外にも、かなり少女マンガに関する話しが多いです。
24年組を不勉強な私は、いまいち実感がわかないことが多々。
ぼちぼち読んではいるのですが、24年組の印象は一様に、怖い、なのでどうも大量に読めない。
でも、この対談でよしながふみが24年組の影響を大きく受けているというのを知って、ああ、私がよしながふみの漫画に感じる怖い感は、24年組に感じるのと同じものだな、と納得。

漫画の印象から、よしながふみってもっと怖い人というか、ストイックというか、鋭利な印象があったのですが、そういう厳しさは自分に向けられるもので、他人に対しては非常に大らかなのだなぁと感じました。
三浦しをんとの対談では、しをんにはもう少し今回唯一の小説家として、小説家サイドの意見を言ってほしかった・・・と。
BLと漫画にかける熱い情熱はわかった。じゃあ、小説家としては?と毎度エッセイなどを読むと思う。
別に適当に書いているとは思ってないんだけれど、寂しいじゃないか。

こだか和麻さんとの対談の中で、よしながふみの下の世代にとって「絶愛・絆・炎の蜃気楼は三種の神器」という話しが出ていて、まさにその世代です。はい、と。
でも、世代よりもう一つくらい下かもしれない。いえ、若ぶるわけではないですが。
で、私より下になるともうなんでもあったんだろうなぁ。
そして、こだか和麻が河惣先生に「ありがとう」って言われたエピソードが泣けた。
めちゃくちゃ感動的な話しだと思うんですけど!
云年ぶりにちゃんとこだか和麻を読み直そうか、という気分になりました。
もの凄い客観的に漫画描いてるんだなぁと感心してしまったので。

羽海野さんとの対談で、ウミノさんの方が年上なのに凄い驚いた。
いや〜わかってるはずなのに、ウミノさんって凄い若いイメージがずっとあるんですよね。

それにしてもスラムダンクって業の深い漫画だな。

そう言えば、本田透も言っていた、恋愛という宗教に関する話しもちらほら出てました。
よしながふみや三浦しをんは、恋愛が第一じゃないんだよねぇという感じで世の中を眺めてるのに対して、本田透がどうしても勝ち負け二元論に陥ってしまっているのが対照的。
もちろん前者に共感する。男女差を感じるなぁ。
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