日々読んだ本(漫画、映画、例外的にテレビドラマ)の感想を、
ネタバレあり、粗筋なしで書いています。
批評批判は目的ではなく、個人的な感想文です。
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『野生の呼び声』
【ジャック・ロンドン 訳:深町眞理子 光文社古典文庫】

最近、ウォーキング・デッドにはまっていて、アメリカの大自然での生活って厳しいなぁと思っていたら、ロンドン読みたくなったのでこれ。※ウォーキング・デッドの脅威はそういう脅威じゃない。

大きな屋敷で悠々と暮らしていた、大型の雑種犬バックは、使用人の裏切りによって売り飛ばされ、橇犬としての過酷な労働を強いられることになる。その生活の中で、徐々に野生の本能が呼びさまされていくバックの物語。

犬好きとしては犬が辛いのやだなぁと思いながら読み始めたのだけど、可哀想などと言うのはお門違いで、バックも他の犬たちも強靭で誇り高い生き物であった。
ただ、二番目に売られた犬の扱いがわかってない素人3人組に関しては、その顛末に溜飲が下がる。

最後の飼い主となるソーントンに対して、初めてバックは愛情を覚え、その愛情の深さ強さがまさに犬で、胸が熱い。
他の犬と違って、わかりやすく甘えるわけではないけど、ひたすらソーントンの一挙手一投足を見つめ続けるバックが、過酷な運命を経たあとなだけによかったなぁと。
犬ってほんと飼い主しだいだよな。
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